こんにちは、翔馬(@shouma911)です。
先日Twitterでやはり自己破産しか方法は無いのかな?
ってTweetをしましたが、昨日、「法テラス」の担当弁護士の方から電話が有り、今の私の給料だと、やはり自己破産しか手は無いと言われ、ちょっと落ち込んでいます。
債務整理の種類は大まかに3タイプ。
借金を返済出来なくなると、大まかに3種類の債務整理の方法が挙げられます。
以下、簡単に言うと、難易度順から、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」です。
ちょっとした特徴も調べてみました。
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
借金の減額度合い。 | 利息のみ。 | 5分の1程度。 | 全額免除。 |
財産保有。 | 可能。 | ローンが残っている場合は難有り。 | 必要最低限の生活品のみ。 |
官報への掲載。 | なし。 | あり。 | あり。 |
仕事への影響。 | なし。 | なし。 | 一定期間有り。(一部の職業) |
保証人への影響。 | なし。 | 保証人への一括請求。 | 保証人への一括請求。 |
手続きの費用。 | 中 | 高 | 高 |
ブラックリストの登録期間。 | 5年程度。 | 10年程度。 | 10年程度。 |
難易度。 | 中 | 中〜高 | 高 |
簡単に言うとこんな感じ。
私の場合は、当初、「任意整理」か、最悪「個人再生」でなんとか終わらせたいと思っていましたが、弁護士に相談した結果…
現在の手取り収入の13万円程度だと、「任意整理」と「個人再生」は、今後の生活に支障をきたす場合が多々あるとの事で、「自己破産」の選択になりました。
現在の借金の借入状況。
現在の借金の借入額はおよそ5社で総額300万円弱という状況です。
以下、その借入額の毎月の返済額です。
A社: 25.000円
B社: 18.00円
C社: 28.000円
D社: 3.000円
E社: 5.000円
合計:79.000円
私の手取りの給与が毎月約13万円。
そして出費が全て込みで14万円強。
正直に言って、こんな生活は長くは続かない。
借金が100万円ぐらいまでは、まだ返済出来ると思っていましたが、それは錯覚で、新たに借金を重ねたから返済を出来ていた。
幸い、連帯保証人は居ないので、自己破産をしても問題はない。
また、財産というか、資産も無いのでそこも問題ない。
債務整理は本人でも出来ると言う事ですが、やはり専門の司法書士か弁護士に依頼するのが通例です。
中には自分で自己破産の手続きをする猛者もいる様ですが、時間的にも司法書士か弁護士に依頼するのが良いのかと思います。
自己破産は自分でも申請出来ますが、労力や、自己破産は出来ても免責が降りない場合も多々あるとか?
やはり餅は餅屋で司法書士か弁護士にお任せした方が確実だと思います。
自己破産のメリット・デメリット。
自己破産をするにしても、やはりメリットとデメリットがあります。
自己破産をするメリット。
自己破産をするメリットはなんと言っても借金の額がゼロになる事ですよね。
私の場合は約300万円の借金がゼロとなります。
これは本当に一番のメリットですね。
先に記してある様に、毎月8万円近くの返済をしていても最短で5年は返済を続けなければならないのが一気にゼロとなるのは有り難い事です。
自己破産をするデメリット。
自己破産をするデメリットはいくつか有りますが、そこまで言うほどのデメリットは無いのかと思います。
(個人の状況にもよりますが。)
① ブラックリストに載り、5〜10年の間は新規の借入(借金)やカードが作れません。(デビッドカードはOK。)
② 官報に掲載される。
③ 自己破産の手続き中は一部の仕事が出来なくなる。
④信販系のアパート・マンションの審査に落ちて入居出来ない。
⑤最低限の必要な物しか残せず、バイクや車、家などは処分し、債権者に分配される。
⑥ 保証人が居る場合は迷惑をかけてしまう。
まあこんなところでしょうか?
①に関しては、普通の感覚の人ならばもう借金は怖くて出来ないと思いますが、クレジットカードを作れないのはかなりのデメリットですね。
ただ、今はどの銀行でもデビットカードがありますので、ネット決済に関してもそこまで不便では無いのかとも思います。
しかもデビッドカードは使用出来る上限が有るから必要以上に使えないのは良いと思います。
②については、官報を読む方は周囲にほぼ居ないと思われますので、そこまで気にする必要はないのかと思います。
③については必要最低限の身の回りの品しか残せません。
ただ、総額で20万円以内の動産は残せますし、ローンを組んでいない場合に限りますが、スマートホンやパソコンなどは差し押さえの対象外です。
また、車やバイクも、購入してから一定期間が経つと大丈夫な場合も有ります。
パソコンに関しては、2台所有している場合、1台は差し押さえされる可能性も有ります。
また、時価で20万円を超えるパソコンやスマートホンに関しては差し押さえ対象になる場合も有ります。
あくまで購入した価格では無く時価が対象です。
④については引っ越しをしたいアパート、マンションがある場合でも、信販系の保証会社への入居は難しいでしょう。
⑤については一部の職業の方は「自己破産」の手続き中は仕事が出来ない事も有ります。
特に以下に記す職業の場合は事前に調べてから手続きに入るのが賢明です。
・弁護士・司法書士・公認会計士。
・保険外交員
・警備員etc…
など、上記の他にも制限が掛かる可能性も有りますので、調べてから破産処理に入るのが賢明です。
⑥については、保証人や連帯保証人が居る場合は保証人に迷惑をかけてしまうので、慎重にした方が良いのかと思います。
①〜②は特に問題は無く、クレカはデビッドカード、そして官報に関しては一般の方はそもそも見ないです。
③〜⑥については調べてからの破産手続きをした方が良いのかと思います。
正直、今回の記事は自分が経験し、調べた上での簡単な記事となっております。
債務整理については、司法書士さんや弁護士事務所でブログで詳しく説明しているサイトが有りますので、一度ググってみる事を推奨します。
私、個人はまだ自己破産の手続きを始めたばかりなので、今後どうなって行くのか分からないのですが、備忘録として記事にしておきます。