手取り13万円で300万円超の借金を返済出来るのか?からの自己破産で再生への道...

手取り13万の苦悩。『思考停止』すると借金は増加します。ただ思考停止から抜け出すのは難しい。

こんにちは、翔馬(@shouma911)です。

今日はちょっと変わった面から借金について考えてみようと思います。

皆さんは『思考停止』と言う言葉はご存知でしょうか?

『思考停止』すると人間は、一切の思考を停止してしまうと言う怖い症状です。

では『思考停止』とはどういったものかを考えて行きましょう。

思考停止とは?

このサイトは借金に関するブログなので、何故、『思考停止』をすると借金が増加するのかを考えてみましょう。

『思考停止』とは、文字通り、一切の思考を停止してしまう状態です。

現実的には心の中では借金をしてはいけないと思いながらも、借金を返せない状態よりは、他社から借りても借金を返そうとする。

借金はその度に増加を続けて行きますが、そういった事は考えない状態の事です。

要は考えるよりも楽な道を選んでしまいます。

まさに私がそうでしたので、『思考停止』は危険な状態でも有ります。

私の場合の思考停止の経験。

以前もお話ししましたが、私は自己破産をするのは今回で2度目です。

1回目の自己破産の時には、最初は5万だけ、10万だけと思って借金をしていたら、やがて500万円を超える借金を背負ってしまいました。

1回目の借金の時は年収が700万円超でしたので、返済出来ると思って深くは考えませんでした。

ですが、病気になり、離職した時にようやく『思考停止』が解除され、自己破産の道を選びました。

そして今回の自己破産の手続きに入るまで、要は弁護士に相談した時。

またもや『思考停止』の状態であったと気付いた次第です。

私の手取りは13万円程度なのですが、その収入で300万円超の借金は致命傷。

それでも弁護士と話す前までは、自己破産ではなく、その他の債務整理の道があると思い込んでいました。

 

その300万円の借金も最初の時と同じく、5万円なら…10万円なら…

と、軽く考えていて、最初の頃はキチンと返済していたのですが、以前の会社の時の取引先の知人の結婚式に呼ばれ、スーツから何から新調した事から始まりました。

 

そしてその結婚式と同時に昔の取引先との会食や飲み会に誘われる事も増え、気が付いた時には借金がとある銀行系のカードローンの枠の100万円に達してしまいました。

 

正直、その時には毎月の返済が2万5千円だったので、ギリ返済は出来ていましたが、まだお付き合いは続いていて、結果的にクレジットカードのキャッシングにまで手を出してしまったのです。

 

思えばその時から『思考停止』の状態に陥っていたのかと思います。

最初の銀行系のカードローンの2万5千円は食費を切り詰めて、なんとか返済出来る額でした。

そしてクレジットカードのキャッシングの返済が1万数千円で、返済出来なくなり、別のクレジットカードのキャッシングにまで手を染めてしまいました。

その時には、すでに返済可能額は超えているのに、とにかく返済をしなければならないと言う思い込みが『思考停止』を産み、一切の思考を断ち切って自転車操業の期間が続きました。

思考停止の怖いところ。

『思考停止』の怖いところは、その問題に対して、一切の思考を停止する事です。

今回は借金の場合なのですが、『思考停止』すると、宝くじが当たれば全部返済は可能?

とか、競馬で儲ければ全額の返済は可能と、楽な道のみ考えてしまい、実際の問題を解決する事から目を逸らしてしまう事です。

 

ですから、毎週、BIGの6億円やメガBIGの12億円をあてにしだし、競馬でも万馬券ばかりを狙う様になっていましたが、そう上手く行くはずもなく、更に借金が膨らみ、いよいよ2ヶ月後には支払いが出来ない状態に。

 

もうそうなって来ると人間は自◯を考える様になる。

特に真面目な人ほど借金苦で自◯を考えてしまいます。

 

現に私が真面目かどうかは置いておいて、実際にネットで検索したら、一番楽で確実な方法は◯吊りだった事から、家の玄関にちょうど良い場所が有ったので、タオルで輪っかを作り◯を吊ってみました。

 

結果的にはどれぐらいの時間かは分かりませんが、そのタオルが滑って、固定されておらず、◯吊り◯殺は失敗に終わりました。

 

その際に、Googleで◯殺の確実なやり方を更にググって検索していた時に、『自◯相談ダイアル』と言うのが常にトップに出て来るので、試しに電話をしたところ、低所得者向けの『法テラス』と言う機関があるから問い合わせては?

 

と言われ、翌日に法テラスに電話をし、弁護士から電話が掛かって来て、今までの経緯を説明したところ、『借金なんかで死ぬ必要は無いですよ。』

 

と言われ、ようやく『思考停止』から考える事ができました。

そして自己破産の手続きに…。

そして、その際の当番の弁護士が依頼を受諾し、話を進めて行ったら、『自己破産しか道は無いでしょう。』と言われ、ショックでした。

弁護士が言うには『貴方の給与では他の選択肢は有りません』と言われ呆然。

他の任意整理は不可能と判断されました。

 

私の借金の中の一つに、ローンで購入した高価な物があったのですが、その返済は月に4千円程度。

スマホもローンで買ったので、その2つは共に没収され、借金の返済の一部に充当されるとの事。

正直、その2つのものは手放したく無かったですのですが、問答無用で返却となりました。

そして管財事案となってしまう。

そして、担当弁護士と話し合いをしている内に、弁護士から、『これは管財事案になる可能性が高い』との事でした。

『破産管財人』についてはこの後、いつか触れる事としますが、今回、『管財事案』となった理由に、高価な買い物をした事。

また2回目の自己破産という事で、『同時廃止』は難しいとの事。

もう泣きたいぐらいに辛いです。

今、借金が有る方は紙に書き起こしてみましょう。

今、借金をしている方。

10万、20万の方はまだ良いとは思いますが、借金が100万円を超えている方は、『思考停止』状態にある場合が多い。

なので、一度、ご自身の収入。

そして借金の内訳をノートに詳しく書いてみる事をお勧めします。

 

毎月の返済が、収入の五分の1を超えていたら要注意です。

そして四分の一を超えていたら、もう危険水域でしょう。

 

今すぐ、弁護士に相談すると良いのかと思います。

 

借金は少なければ少ないほど、自己破産で同時廃止になり、免責の許可が下りる可能性が高い。

 

借金の返済に関しては、まだ大丈夫。

来月の給与は入ったら…

再来月のボーナスが入ったら…

などなど、皆さんは考えるでしょうが、お金は生き物で、そういった皮算用は通じない場合が多い。

そして、くれぐれも借金を返済する為に、第二、第三の借金をして返済しようとは思わない事ですね。

 

そう考えている方は、すでに『思考停止』の状態である場合が多いので、危険水域に居る事を自覚し、任意整理などのエキスパートの司法書士や弁護士に相談するのが絶対に良いと思います。

 

何度も言う様ですが、『思考停止』の時は自分で『思考停止』状態になっている事に気が付きません。

是非、一度自分の給与と、借金の返済の内訳を細かく、出来るだけ正確に細かく書いて、この先、自転車操業になりそうでしたら、任意整理をお勧めします。

 

収入が低い方でも、法テラスを使えば弁護費用も安く、また分割での返済もできるので、是非法テラスを使う事をお勧めします。

 

もしも、この記事を読んでいる方で、50〜60万円のお金は工面出来ると言う方は、任意整理を得意とする弁護士事務所を探し、弁護をお願いするのも一つの手かと思います。

 

とにかく『思考停止』の時は自分では判断がつかない場合が多いので、友人や親族に相談して、客観視する事が非常に大切かと思われます。

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