『13万の孤独』は手取り13万円で300万円超の借金を返済出来るのか?多重債務からの『自己破産』で再生への記録を書いたサイトです...

13万の孤独。借金なんかで自害するのは愚の骨頂?自己破産で人生は何度でもやり直せるのですから。

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こんにちは、翔馬(@shouma911)です。

以前も記事にしましたが借金なんかで自害するのは愚の骨頂です。

何のために『破産法』が有るのかの意味をよく考えて下さい。

私も今回の手続きで『自己破産』は2度目ですがまだ生きています。

正直1回だけ自害未遂をしてしまいましたがタオルの結び目がとけて意識は失いましたが結果的には生きています。

まあ今回で2度目の『自己破産』なので『自己破産』は出来ても『免責』の許可が出ない場合も想定されますが…

免責とは?

免責とは自己破産をした後借金を返済する必要がないと裁判所で認めるものです。

仮に『自己破産』が出来たとしても『免責』がおりないと借金は残ります。

借金を苦にし、2人の知り合いが自害してしまった。

これはもう20年ぐらい前のお話しなのですが取引先の社長が2人連続で自害をしてしまいました…

二人共に実直な方で非常に真面目な性格で共に事業の資金繰りが上手く行かずに不渡りを出す前日に自害してしまいました…

その2人の社長さんとは割と深い仲でお酒をご馳走になり何度も飲みに行ったぐらいに仲の良かった社長が2人です…

業種は共に違いますが葬儀に参加した時はなんで…

っと思ってしまいました。

その2人の社長と懇意にしていたこれまた仲の良かった社長が一言『借金ぐらいで死ぬ事はないのに…馬鹿な奴だ…』と涙を流しながら語っていたのが印象に残りました。

 

確かにその社長の言う通り借金なんかで死ぬ事はないのかと痛切に思ってしまいます。

 

共に一企業の社長さんでしたが、本当に真面目で、気さくな良い社長ばかりでしたが、共に借金の返済日の前日に自害をしていました。

ケース1・A社長の場合。

先に亡くなった社長さんのお話しですが小売業を営んでおり長年最初の店舗で頑張って売り上げを伸ばし順調な利益を出していました。

そこにその小売業の上層部から「お前も頑張っているから新しい店舗で頑張ってみないか?」と声をかけられ納得し新たな店舗で営業を始めました。

そこの会社はボランタリーチェーンで本部が頂点でその傘下に独立した社長のいる企業でした。

この社長を仮にAさんという事にしますが最初の1年は価格攻勢で売り上げは順調も利益が思った程では無く逆に赤字決算でした。

ですが本部からの売上のノルマをこなすべく本当に寝ずに働いていました。

最初の店舗は40坪程度のお店でしたが新規の店舗は200坪の大型店。

当然と言えば当然ですが最初のお店の5倍の大きさの店舗でノウハウの無いA社長はとにかく身を粉にして働いていて朝は5時過ぎから夜は深夜の2時過ぎまで働いていたとか?

普通の考えですがいくら仕事を一生懸命やり寝ずに働いたとはいえ売り上げと利益が跳ねるはずもなく…

開店から1年で資金繰りに困るほどとなっていました…

A社長は本部に直訴しもうこのお店では商売は出来ないと何度も言っていた様な事も聞きましたがそれを本部は無視し営業を継続せよ。

との命令で仕方なく営業を続けていました。

そして急展開に…

そんなある日私はA社長の元を訪れましたが驚くほどげっそりとした顔で今にも倒れそうな感を受けました。

私は気分転換に飲みに行きますか?

って聞いたら返事が無い。

その日から数日後にA社長の訃報を聞いたのでした…

自己破産すれば命は守れたはず。

私はそこまでの事情とは知らずかなりビックリした記憶が有ります。

そこで先程出て来た、仮にX社長と言いますが、『借金ぐらいで死ぬ事はないのに…馬鹿な奴だ…』と涙ながらに語ったX社長。

葬儀の席でそのX社長と隣の席で通夜振る舞いをしながら話をしましたが…

その際X社長は「自己破産をすれば命は助かったのに…。」と涙ながらに語っていました。

そして「命よりも大事なものはないんだよ。」っと私に告げたのでした…

ケース2・B社長の場合。

次はB社長の話に移ります。

B社長も小売業を営んでおり父親の代から長年小売業に携わっていましたが父親の代からの建物でかなり手狭になっていたので思い切ってビルを改装する事にしました。

ただ普通にビルを建て替えていれば問題は無かったかと思いますが運悪くというか自社ビルの隣の家の方がお亡くなりになりB社長にビルを建て替えるのならばこの土地をお売りしますよ。

との事で元よりのビルの面積の倍の面積のビルを建てる事となりましたがそれが本当に失敗の元でした…

B社長とは多い時には週に3〜4回も呑む仲でとても可愛がってもらいました。

ですがある日呑みの席でビルの大きさが倍になっても大丈夫なのですか?

っと聞いたら銀行が融資を通したから大丈夫。

との事でビルの建設が始まりました。

そしてビルは完成し当初の予定の4階建てのビルの3倍の12階建の立派なビルが出来上がりましたがこれが悲劇の始まりでした。

貸店舗が埋まらない。

当初はビルの1階・2階を店舗とし残りの地下1階から3階以上はテナントが入りそれで返済出来ると思っていた様です。

しかしビルを建て替えていた頃から景気が悪化しリーマンショックの煽りをもろに受けテナントは2つしか埋まらない状態に。

なので当初予定していたテナント料よりも安価に設定をしてテナントは徐々に埋まって来ましたがそれだと当初の銀行の融資の返済予定に到底足りない状態でした。

こちらも自己破産すれば命は助かったのに…

B社長も普段はイケイケの感じの社長でしたが根は真面目そのもの。

その頃から私はB社長から頻繁に呑みの席に呼ばれる事も多く多い時は週に5回は呑みに行っていた記憶があります。

ですが自分の胸の内は明かさずにちょっと引くぐらいに饒舌でお酒は弱いのに酔ってはビルさえ建てなければこんな事にならなかったのに…

と愚痴を言っていました。

正直に言えば私もちょっと心配はしていた。

当初は4階建ての小さなビルにする予定が3倍の12階建てのビルになったのですからね…

そして銀行からの毎月の請求に…

そうこうしている内に銀行から毎月の返済が滞っているので抵当に入っていたビルを売却する様に迫られ…

とうとう昼休みの誰も居ない部屋で首を吊ってしまいました…

銀行はよく言われる様に「晴れている時に傘は貸してくれるが雨の日には傘を貸さない」と昔から言われていますよね…

毎月の返済日にはとにかくビルは銀行の所有になると言われ競売にかけるとの最後通告が有ったらしい事を奥さんに聞きました。

その際の葬儀の席でやはり懇意にしていたX社長がA社長の時と同じく『自己破産をすればビルは抵当に入っても命は助かったのに…』

とこぼしていました。

自己破産は人生の終わりではない。

A社長もB社長もX社長の言う様に『自己破産』をしていれば今も元気に生きていたのかと思います。

ただ借金で首が回らない時は大体「思考停止」に陥っていて徐々に自害するしか無いと言う結論に至ります。

これは私の様にたった300万円程度の借金ですら自害を考える程で実際に未遂には終わりましたが◯を吊って失敗した。

思考停止に関する記事は下記のリンクからお読み頂ければ幸いです。

手取り13万の苦悩。『思考停止』すると借金は増加します。ただ思考停止から抜け出すのは難しい。

ここに書いている様に「思考停止」と言うのはとても恐ろしいもので大体の場合自分で気づかない内に「思考停止」の状態に陥る事が多いとの事ですね…

借金が300万円程度の私でさえ…

そして1度『自己破産』を経験している私でさえ「思考停止」に陥っていた。

私の場合は自害が未遂に終わり◯を吊ってから意識を失い何時間後かに気がついて生きてる事を実感しそこでもしかしたら他に方法があるかも?

っと思い気が付いたのでそこは正直に言って今は死ななくて良かったと思っています。

その自害の未遂の際再度ググって完全に自害する方法を調べた時に検索の1番上に出て来たのが「自◯相談ダイヤル」でした。

そこで試しに電話をして相談を受けた時に「法テラス」の存在を教えてもらい現在に至ります。

都道府県により若干の受付時間が違いますがそこまで追い詰められている方はすでに「思考停止」している場合が多いので下記のホットラインに電話をする事をお勧めします。

 

私は幸い自◯未遂で終わりそこから上記の機関に電話をしなんとか「思考停止」から逃れられましたがもしも◯吊りではなく電車に飛び込んでいたら今の私は存在していなかったと思います。

最後にX社長の口癖を。

『自分で作った問題は必ず自分で解決する事が出来る』

との事です。

現在借金の問題で困っている方も上記の機関に電話する事で「思考停止」から抜け出す事も出来る可能性が高い。

 

まあ…

 

私にコメントで相談しても私に分かる事はお答え出来ると思いますので是非コメント欄から相談して頂ければと思います。

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