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翔馬
皆さんは下記の言葉をご存知でしょうか?
『明日の事を思い悩むなかれ。明日のことは明日自らが考える。』
と言う言葉です。
これは聖書に出て来る「イエスキリスト」のお言葉です。
私はクリスチャンではありませんし特定の宗教にも入信しておりません。
たまたま読んだ本でこの言葉を知りました。
明日の事を思い悩むなかれ。今日1日の枠で生きる。
先述した様に「イエス」は『明日の事を思い悩むなかれ。明日のことは明日自らが考える。』
と言っています。
これはとても良い言葉ですがある種の教訓みたいな意味合いが有りそうですね。
同時に「イエス」は過ぎ去った過去も『思い悩むなかれ』とも言っていた様に記憶しています。
これは一体どういう事なのか?
辛かった昨日…
辛かった過去に思いを馳せても仕方の無い事。
過去はどうやっても変えられないのでしょうから。
そして明日の事…
特に未来の事を思い悩むのも不要だと言っています。
私達すべての人々は『今日1日の枠』で生きるのが最も良い選択だと思っています。
辛かった過去…
不安な未来…
それらを締め出し『今日1日の枠』の中で生きる事が一番重要だという事ですね。
私の手取りの給与は毎回記載していますが手取りで月額13万円程です。
そして抱えた借金が300万円超と言うもう立ち直れない所にまでに来ています。
ですが何故変えられない過去に思いを馳せるのでしょうか?
変えられない過去ならば忘れてしまうのが一番良いのかと思いますが?
とは言え…
やはり300万円と言う借金は忘れようにも忘れられる訳がないですよね…
そして未来…
まだ見ぬ未来をも締め出してしまえば…
もう私も貴方ももう心配する事は無いのかとも思っています。
確かに私の借金は300万円超で普通ならば返済出来ない額まで来てしまいました。
なので迷った末弁護士と相談をし『自己破産』の道を選びました。
ですから今はもう悩みは有りません。
※正確に言えばちょっとは悩みますが?
過ぎ去った過去を…
そしてまだ見ぬ未来をいくら考えても仕方が無いと思っています…
今日の苦しみに加え辛かった過去を…
まだ見ぬ未来を考えるよりもはるかに建設的ですよね?
ですから先ずは『今日1日の枠』で生きる事を覚えておきましょう。
未来の事を考えないでどう生きたら良いのか?
とは言え明日の事…
未来の事も考えなければならない事も事実でしょう…
私の場合は借金が返せない事が確定した時に迷わず弁護士に相談し『自己破産』と言う選択をしましたが…
そうでない場合はやはり明日の事を考えるのも必要ですよね。
今月の借金の返済だとか家賃に光熱費等々考える事はたくさん有ります。
ただそこで思い悩んではいけないのかとも思います。
確かに気に掛ける必要は有りますが思い悩んではいけないのです。
まああんたは自己破産を選んだから良いけど自分は理由が有って『自己破産』出来ないんだ!?
と言う方も多いかと思います?
でも『自己破産』でなくとも債務整理は出来ます。
それで結果的に家を失ったり車を失ったりするのは仕方の無い事だとも思います。
資産は守りたいけど債務整理はしたくないと言うのはちょっと虫が良すぎだと思うのは私だけでしょうか?
その財産や資産は本当に必要なのか?
債務の整理をするとなるとやはり財産や資産を整理する必要が出て来ます。
私も財産というか資産というかそういう物が一つだけ有ります。
ただそれを守る術は無いのです。
当初はその事で思い悩んでいましたが…
数週間…
いや数日間を突き詰めて考えてみたらそれすらも借金がゼロになるのならば処分されても仕方がないと思うようになりました。
何せ借金の総額は300万円超なのですから…
それらを帳消しにする代わりにその資産を無くすとしても致し方のないところだと思う様になりました。
その資産は私が高校生の時にバカ高いローンで購入したギターです。
俗にいうビンテージギターの分類に入るのかと思いますが今手放すともう2度と手に入れる事は出来ないでしょう。
購入してから40年でしたのでビンテージと言っても過言ではない代物です。
ただ…
そのギターを取って借金を…
毎月払えない額の借金を背負うよりもいっその事そのギターを処分して未来に繋げた方が人生としては良い選択だと思って手放すことにしました。
私の場合は300万円超の任意整理。
つまりは『自己破産』なのですが…
人によっては数千万・数億円という金額での『自己破産』をする方も多いのかと思います。
そういう方々の場合は資産は思い入れの有る車で有ったり家で有ったりするかと思いますが?
よく考えてみたら先ずは借金を帳消しにし再度手に入れる事も可能といえば可能ではないでしょうか?
もしそれらの資産を無くしたとしても毎月の膨大な借金の返済に追われるよりは結果的には良いのかと思っています。
その際はとても苦しむ事になるかも知れませんが結果的に考えるとその方がまだ建設的でリスタートするには良いのかと思われます。
再度『今日1日の枠で生きる』
先述した様にイエスの言う様に『今日1日の枠で生きる』という考え方をすればどんなに辛くても何とかなるのかと思います。
どんなに辛い事でもその日1日だけで有れば我慢は出来る。
どんなに苦しい事でもその日1日だけで有れば我慢は出来る。
人生ってその繰り返しだと思うのです。
確かに今所有している資産や財産は無くなるのかも知れませんが?
それと引き換えに安定した生活に戻れるのならばそれも已むを得ないでしょうか?
昨日食べたパンが古かったからと言って文句を言わず今日のパンだけを食べられる幸せを掴めばもうその先を心配する事は有りません。
また次回お話ししますが人生に必要なのはちょっとした諦めなのかも知れませんね。
人間は諦める事から再起する事もありますから。
とにかく昨日の辛かった事…
明日辛いと思われる事…
それらを全て頭の中から締め出して『今日1日の枠』で生きるという事をよく考えてみて頂ければと思います。
きっと良い方向に向かう事ができると思いますよ。